現役介護福祉士・こはるのほのぼのエピソード

第3話

編み物講座~先生、編み物を教えてください!~

「老人ホームに入居される方は、ほとんど何もできない」と思い込んでいませんか?今回は、正反対のエピソードです。介護する側が「教わる」ことは、心の距離を近づけるキッカケになります。やったことが無いことを、お年寄りの皆さんと一緒にやってみましょう!

更新

老人ホームで編み物を教わった話

老人ホームなどの介護施設に入居される方・デイサービス等の利用者の方は、実は、その道の達人というケースもよくあります。

ですので、介護する側が「教わる」こともよくあるそうです。

介護福祉士のこはるさんは、寒くなってきたのでマフラーを編みたいと思ったとき、あえて施設の利用者の方に教えて貰うことにしてみました。

その時の「編み物」のエピソードをオカトマトさんに4コマ漫画化してもらいました。

編み物講座

利用者さんに見放された…⁉

こはるさんは「自分の不器用さに1人で笑ってました。後で他のスタッフに聞いたのですが、編み物が得意な利用者さんに見放されたのは私だけみたいで…ただ、編み物を教えてくれた利用者さんの手先は信じられないぐらい速く正確で、感動しました」と話していました。

ちなみに、編み物をすると、頭を使いながら手を動かすため、脳の血流促進が期待できます。

海外では「ニットセラピー」とも呼ばれ、実際にリハビリなどの一環として取り入れられている施設も多いといいます。

ぜひ、時には施設利用者の皆さんから「教わる」形のコミュニケーションにもトライしてみてはいかがでしょうか?

あわせて読みたい
仲良し2人組の利用者さんとクイズ大会!

今回はレクの現場でのエピソードです。老人ホームでのレクには様々な種類がありますが、頭を使う「クイズ大会」も人気があります。とはいえ、介護を受けているお年寄りの皆さん相手のクイズ大会では想定外のことが次々起こるんです!

こはる

2025/04/18

第1話

こはる
原案者

こはる

興味だけで未経験、無資格で介護業界に飛び込みそこからは日々学びと笑いの毎日!現在はデイサービスの責任者、生活相談員として利用者さんと楽しく過ごしてます!


オカトマト
漫画家

オカトマト

ラブリーでズッキュンをテーマにTwitterを中心に4コマ漫画を発表している。(@tomatokeikakuan)Twitterのハッシュタグを活用し、同じお題で自由参加の4コマ競作が行える企画「ヨンバト!」(@yonkomabattle)や4コマ作家の合同誌「闇鍋」の主催も行う。好きなトマト料理はカプレーゼ。