老人ホームで編み物を教わった話
老人ホームなどの介護施設に入居される方・デイサービス等の利用者の方は、実は、その道の達人というケースもよくあります。
ですので、介護する側が「教わる」こともよくあるそうです。
介護福祉士のこはるさんは、寒くなってきたのでマフラーを編みたいと思ったとき、あえて施設の利用者の方に教えて貰うことにしてみました。
その時の「編み物」のエピソードをオカトマトさんに4コマ漫画化してもらいました。

利用者さんに見放された…⁉
こはるさんは「自分の不器用さに1人で笑ってました。後で他のスタッフに聞いたのですが、編み物が得意な利用者さんに見放されたのは私だけみたいで…ただ、編み物を教えてくれた利用者さんの手先は信じられないぐらい速く正確で、感動しました」と話していました。
ちなみに、編み物をすると、頭を使いながら手を動かすため、脳の血流促進が期待できます。
海外では「ニットセラピー」とも呼ばれ、実際にリハビリなどの一環として取り入れられている施設も多いといいます。
ぜひ、時には施設利用者の皆さんから「教わる」形のコミュニケーションにもトライしてみてはいかがでしょうか?