【動画】腰痛にならない移乗介助の方法

太ももに乗せる介助で、お互いに座ったままの移乗が可能に

移乗介助と言えば、介助者の腰に大きな負担がかかるイメージが強いのではないでしょうか。今回は、腰を痛めない介助方法をご紹介します。大きなポイントは“介助者の足に被介助者の太ももを乗せる”ということ。その状態で前かがみになることでしっかりお尻が浮くので、お互いに座ったまま車椅子へ移動できます。介助者が立ったり座ったりといった動作をしないので、腰に負荷をかけずに移乗介助を行うことができるのです。

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更新

太ももに両足を乗せてもらう

浅く座る様子イメージ

お尻を片側ずつ手前に引いていきます。楽にするポイントは、身体を傾けること。浅く座ることはどの移乗介助でも基本ですが、今回の介助方法においては特に重要です。
(00:12~00:23)

太ももに足を乗せる様子イメージ

進行方向側の自分の足に被介助者の太ももを乗せます。このとき、両方の太ももがしっかり乗っていないと事故につながるので気を付けましょう。
(00:25~00:35)

お尻を浮かせたまま車椅子へ

前かがみにさせるイメージ

太ももが乗ったら、そのまま前かがみになってもらいましょう。そうすることで、お尻が自然に浮き上がります。
(00:31〜00:34)

お尻の向きを変えている様子イメージ

介助者は、自分の進行方向側の足が車椅子と並行になるように、身体の向きを変えます。すると、被介助者のお尻が座面の方を向くので、車椅子の方向にずれるだけで座れるようになります。
(00:45〜00:48)

ゆっくり座らせている様子イメージ

自分の足に太ももを乗せたまま、ゆっくりと移乗させます。お尻が乗ってからも、背もたれに背中がつくまでは慎重に介助しましょう。
(00:48〜00:52)

移乗後の体調確認

ベッドに腰掛けるイメージ

前かがみ姿勢のままで移乗を行うので、終わった後はめまいや吐き気等の有無も確認しておきましょう。
(00:48〜00:52)

ポイント

お尻が浮くまで
しっかり前かがみの姿勢になってもらう

猫キャラクター

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