【動画】車椅子からベッドへの移乗を片麻痺の方が一人で行う方法

フットサポートは健側の手足だけで操作できる!

介助者が全ての動作のお手伝いをしてあげる…。一見、親切な行為ですが、本来できるところまで介助してしまうことは「過介助」の状態となり、かえって自立した生活を遠ざけてしまいます。“どこまで介助すべきか”の見極めは、安全性や被介助者のプライドとの兼ね合いや、その時々の体調によっても変わり、難しいところ。被介助者の身体状況や精神状態を注意深く観察し、その時の状況に応じた適切な介助量を判断しましょう。

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更新

一人での移乗の準備

フットサポートを上げるイメージ

フットサポートを上げる

患側(麻痺がある側)の足を下ろしたら、健側(麻痺がない方)の足を使って患側のフットサポートを上げます。このとき、患側の足の皮膚を傷つけないように気を付けてくださいね。
(00:07~00:30)

患側の足の位置を直すイメージ

足の裏をしっかり床につける

立ち上がる前に、足の裏がしっかり床についている状態にしましょう。患側の膝の角度は、立ち上がった後にバランスを取りやすい90度くらいが理想と言われています。
(00:34~00:37)

浅く座るイメージ

浅く座る

お尻を前に出せる方は、浅く座りましょう。そうすることで立ち上がる際、足元に体重がかかりやすくなりますよ。
(00:38~00:40)

健側を軸に立ち上がる

頭を下げているイメージ

頭を下げながら立ち上がる

立ち上がるときは、お辞儀をするように頭を下げるとお尻が浮き、立ち上がりやすくなりますよ。片麻痺の方は健側の筋力が頼りなので、より小さな力で立ち上がるためにボディメカニクスを意識することが重要になります。
(00:41~00:48)

方向転換をするイメージ

身体の向きを変える

健側の足を軸に、身体の向きを変えましょう。身体の健側がベッドに面しているので、向きを変えれば手すりにつかまったまま移乗できます。安全に移乗するためには、車椅子の向きも重要なのです。
(00:48~00:52)

座ってから足を直すイメージ

座り姿勢を安定させる

ベッドに腰を下ろしたら足の裏をしっかり床につけ、座った姿勢が安定するようにしてください。患側の足は、健側の手で直してあげましょう。
(00:54~01:01)

ポイント

健側の「残存機能」を活用する

猫キャラクター

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