ズボンを下ろすときは、太ももで支える!
足腰が弱くなり、ご自宅でポータブルトイレを利用している方は多いのではないでしょうか。最近では、家具調で部屋の雰囲気に馴染むような商品も多数出ていますね。部屋の中とはいえ排泄を行う場所になるので、プライバシーへの配慮も忘れないようにしましょう。片麻痺の方が移乗する際は、ズボンを下ろすときにバランスが崩れないよう注意して介助を行ってください。
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お辞儀をしながら立ち上がる

浅く座る
まずは浅座りになってもらいましょう。患側は介助者が手伝います。身体を傾けるとお尻が浮くので大きな力はいりません。
(00:09~00:25)

お辞儀をしながら立ち上がる
立ち上がるときは、お辞儀をするように頭を下げましょう。そうすると重心が前に移動して、立ち上がった後も姿勢が安定します。
(00:26~00:31)
安全な体勢でズボンを下ろす

身体の向きを変える
手すりにつかまったまま、お尻をポータブルトイレに向けます。健側の足を軸にすることで、方向転換ができますよ。
(00:32~00:36)

ズボンを下ろす
手すりにしっかりとつかまれていることを確認してからズボンを下ろしましょう。このとき、介助者の太ももで支えると身体のバランスを崩しにくくなります。
(00:37~00:48)
ポータブルトイレに座る

ポータブルトイレの手すりにつかまる
ズボンが下りたら、健側の手でポータブルトイレの手すりにつかまってもらいましょう。転倒を防ぐため、背もたれに背中がつくまでは介助者が患側から支えてくださいね。
(00:50~01:10)

座った姿勢を安定させる
健側も患側も、足の裏がしっかりと床についていることを確認してから離れましょう。ひざ掛けなどがあると、羞恥心を緩和させることができますよ。
(01:13~01:20)
ズボンを下ろすときは
患側を支えながら
