【動画】車椅子ずり落ちの直し方は前かがみがポイント

前かがみの姿勢でお尻を浮かせてもらいましょう

移乗介助の後は、“仙骨座り”と呼ばれる、お尻が前に出て座りが浅い姿勢になりがちです。これは筋力の弱い方も同様です。そのままにしていると、ずり落ちて転倒したり、褥瘡の原因になったりする危険性があります。そうならないために、被介助者の身体を後ろから引き寄せて姿勢を直しましょう。力任せに引くのではなく、前かがみになってお尻が浮いた状態で介助することがポイントです。※麻痺や拘縮があったり、皮膚が弱かったりする方には、身体状況に合った方法で介助してください。

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更新

両手を組んでもらう

足を手前に引くイメージ

足が前に出たままだと、ずり落ちてしまう危険性があります。また、前かがみにもなれません。足は手前に引いてもらいましょう。小柄な方はフットサポートに足を乗せても良いですが、車椅子ごと前方へ転ばないよう気を付けてください。
(00:11〜00:20)

手を組んでもらうイメージ

両手をおへその位置で組んでもらいます。介助者は脇の下から両手を差し込み、組まれた手の上に自分の両手を重ねます。
(00:26〜00:34)

前かがみの姿勢になってもらう

前かがみの姿勢になってもらうイメージ

引き寄せる前に、必ず前かがみになってもらいましょう。そうすると自然とお尻が浮くので、より少ない力で引き寄せることができます。
(00:35〜00:44)

手前に引くイメージ

前かがみ姿勢を保ってもらったまま、介助者の方に両手で引き寄せましょう。上ではなく、水平に引くよう意識します。このとき、力を入れすぎたり、勢いをつけすぎたりしないよう気を付けてくださいね。
(00:45〜00:54)

ポイント

前かがみになってもらうとお尻が浮き、介助が楽になる

猫キャラクター

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