フットサポートとアームサポートを外して、安全に移乗します
車椅子への移乗介助を安全に行う方法を紹介します。最近では、フットサポートやアームサポートと呼ばれる部品が、取り外せる車椅子も多く出ています。しかし、便利な一方で使い方に気を付けなければ逆に怪我をさせてしまうこともあります。危険な箇所をしっかりと把握して使用しましょう。※さまざまな形状の車椅子があるので、ご利用されている車椅子の説明書は必ず読んでください
ボタンをクリックでチャンネル登録!最新動画の公開情報が届きます!
移乗前の準備

ベッド側のフットサポートを外す
フットサポートは、車椅子に座っているときに足を乗せるためのものです。移乗の際は動きの邪魔になったり、皮膚を傷つけたりする恐れがあるので外しておきましょう。動画のように、多くの車椅子で片側だけ外すことが可能です。
(00:10〜00:15)

ベッド側のアームサポートを上げる
アームサポートは、いわゆる肘掛けです。座面の側面を覆っており、姿勢を支える役目も担っています。一方では一方、高さがあるために移乗の邪魔になることもあります。ベッド側のアームサポートを上げて、お尻をずらすだけで移乗できるようにしましょう。
(00:15〜00:19)
小さな動きで移乗する

車椅子をベッドに近づける
車椅子をできるだけベッドに近づけた後、ベッドの高さを車椅子の座面に合わせてください。そうすることで、水平に移動することができるようになります。
(00:19〜00:32)

車椅子へ移乗する
遠い方のアームサポートをつかんでもらいます。そのままお尻をずらしていけば、車椅子へ乗り移ることができます。
(00:33〜00:38)
車椅子を元の状態に戻す

アームサポートを戻す
お尻が座面に乗りきったら、まずアームサポートを下ろしましょう。アームサポートの先端で腕や手を傷つけないようにするのはもちろん、衣服を挟んでいないかにも気を付けましょう。安全のため、ちゃんとはまったことを確認してくださいね。
(00:41〜00:46)

フットサポートを戻す
深く座って姿勢が安定したことを確認してからフットサポートを戻します。また、このときに皮膚を傷つけてしまわないよう、十分に注意してください。
(00:47〜01:02)
小さな動きで移乗をするために、
フットサポートとアームサポートを外す
