腰痛にならない移乗介助のポイントは前かがみ
今回は腰痛にならない移乗介助の方法をご紹介します。腰痛に悩む介助者は多く、特に自力で立ち上がれない方の移乗介助は、腰への負担が大きいですよね。そんな方におすすめなのが、お互いに座りながら移乗する介助方法です。介助者の太ももに被介助者の両足を乗せることで、お尻を浮かせることが可能に。無理に立ち上がらせる必要がないので、腰にも優しいのです。
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安全に移乗するための準備

浅座りになってもらう
まずは浅く座ってもらいましょう。身体を傾けて、お尻を片側ずつ手前に引くと簡単に浅座りの姿勢になりますよ。
(00:13〜00:21)

太ももに被介助者の足を乗せる
介助者の足に被介助者の両足を乗せます。事故防止のため、しっかり両足を乗せるようにしてください。
(00:22〜00:34)
立ち上がらない移乗介助の3ステップ

前かがみの姿勢になってもらう
両足を乗せたまま、前かがみの姿勢になってもらいましょう。自然とお尻が浮いてくるはず。立ち上がらなくてもこのまま移乗できる体勢になります。
(00:34〜00:41)

お尻の向きを変え、ゆっくり座らせる
車椅子の座面からお尻が浮いた状態をキープしながら、枕元にずれていきましょう。その後に、被介助者のお尻がベッド上にくるよう身体の向きを変えます。
(00:42〜00:46)

自分の足を抜く
お尻がベッドに乗ったら、自分の足を抜きます。そのとき、バランスを崩してしまわないよう支えながら介助しましょう。
(00:46〜00:48)
移乗後の体調確認

めまいや吐き気がないかも注意
移乗後は、体調に変わりがないかも確認してください。前かがみの姿勢になることで、めまいや吐き気が起きないように気を付けながら介助してくださいね。
(00:48〜00:52)
太ももにしっかり座ってもらい、安全に!
