【動画】ベッドから車椅子への全介助移乗の方法を学んで安全に行う

腰をしっかり落として“重心を移動させる”という気持ちで

多くの新任介護職の方にとって、最も戸惑う介助の一つが移乗介助ではないでしょうか。介助者の不安は介助を受ける方にも伝わってしまうもの…。どうすれば安全に移乗させられるのでしょう。忘れてはいけないことは、自分の身体を相手の身体にしっかり近づけること。そして、腕の力で移乗させるのではなく、身体全体を使って介助すること。基本をマスターするまで、同僚や家族の方と練習してみても良いですね。

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更新

安全な移乗介助の環境をつくる

フットレストの外し方イメージ

フットサポートは、移乗介助時には足の動きの邪魔になるだけでなく転倒につながる危険性もあるので、最初に外しておきます。また、フットサポートを外しておくことで車椅子を被介助者の近くに置いておけるので、安全かつ楽に介助できます。
(00:09〜00:13)

浅く座る様子イメージ

お尻を片方ずつ手前に引きます。浅く座ることで立ち上がりが楽になりますよ。
(00:17〜00:28)

移乗介助の姿勢をつくる

身体を密着させるイメージ

両腕を介助者の背中に回して、しっかりつかまってもらいましょう。お互いに身体を密着させることがポイント。重心と重心が近づき、安定性が増します。このとき、介助者は自分の手を組んでも良いでしょう。
(00:28〜00:34)

腰をしっかり落としている様子イメージ

立ち上がるときはバランスが崩れやすいので、腰をしっかり落として踏ん張りましょう。重心が低くなるほど安定性が増しますよ。
(00:34〜00:36)

車椅子へ移乗させる

膝に体重を乗せて重心を移動させるイメージ

車椅子側の膝に体重を乗せて、自分の重心を移動させます。足先が進行方向に向いていることで腰をひねらずに済むので、腰痛予防になりますよ。
(00:36〜00:48)

座位を確認する様子のイメージ

ずり落ちを防ぐために、座りが浅くないかを必ず確認してください。直すときは、まず腕を組んでもらいます。腕と身体との間に後ろから手を入れて、優しく引き寄せましょう(小柄な方の介助では、先にフットサポートに足を乗せた方が良い場合も)。
(00:52〜00:58)

ポイント

腰を落として、進行方向に重心を移動する

猫キャラクター

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