尿漏れ防止になる簡単体操を紹介!
尿漏れ防止に効果的な体操を紹介します。尿漏れは多くの高齢者を悩ませているとともに、介助者の対応の仕方にも配慮が必要となるデリケートな問題です。その原因のひとつとして挙げられるのが「骨盤底筋」の衰え。私たちの下腹部は「骨盤底筋」と呼ばれるハンモック状の筋肉群に支えられているのですが、排泄をコントロールするのもこの骨盤底筋の役割です。しかし、加齢により筋力が衰えるとコントロールが難しくなり、その影響で尿漏れが起きてしまうのです。今回は、この骨盤底筋のうちの、肛門括約筋を鍛える体操をご紹介します。やり方は、立ったまま、お尻に力を入れることと緩めることをくり返すだけ。1日10回を目安に、毎日行いましょう。
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尿漏れ防止体操の準備をする

机に手をつく
体を机に向けて両手をつきます。そうすると、立ったまま、やや前かがみの姿勢になるはずです。机の代わりに椅子の背もたれにつかまっても良いですが、転倒には気をつけてくださいね。
(00:07~00:22)

肩とお腹の力を抜く
両手を机についたまま、肩の力を抜いてください。同じように、お腹の筋肉もリラックスさせましょう。
(00:23~00:24)

背筋を伸ばす
肩の力は抜いたままで、今度は背筋を伸ばしてください。自然と頭が上がってくるはずです。
(00:25~00:28)
お尻に力を入れる

肛門を締める
姿勢をキープしたまま、肛門をギュッと締めます。背中を丸めないようにしましょう。コツは、おへそで肛門を引き上げるようにイメージすること。できる人は、そのまま5秒ほどキープしましょう。
(00:29~00:32)

肛門を緩める
今度は、肛門を緩めましょう。このときも、背筋は伸ばしたままでいることを忘れないようにしてください。
(00:32~01:02)
背筋をずっと伸ばしたまま体操を行う
