舌クリーナーを動かすときは、力を入れすぎないように注意
普段の口腔ケアで、“舌”を意識することはありますか?実は、ここにも汚れは溜まっているのです。食物残渣(ざんさ)や古い細胞などが固まってできた物体を、「舌苔(ぜったい)」と呼びます。そのままにしてしまうと口臭や味覚障害を引き起こすだけではなく、舌苔を餌に繁殖した細菌が誤嚥性肺炎の原因にもなってしまうのです。加齢や薬の副作用によって唾液の分泌が減った状態でこびりつきやすくなる舌苔は、舌クリーナーを使って取り除くようにしましょう。
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用意するもの
舌クリーナー・保湿剤・水・ガーゼ
舌クリーナーを準備する

舌クリーナーの持ち方
舌クリーナーは、先端を寝かせて使うものがほとんど。ブラシやヘラ状になっている、あるいはスポンジがついている面が舌にあたるようにしてください。人さし指を柄に添えるように持つと扱いやすくなりますよ。
(00:27~00:30)

保湿剤を使用する
舌はとても傷つきやすい部位です。特に、高齢者の口の中は乾燥気味。舌クリーナーに保湿剤を染み込ませて使うことをおすすめします。
(00:32~00:44)
舌を清掃する

舌クリーナーでやさしく清掃する
舌の奥から舌先に向かって舌クリーナーを動かします。その際、力の入れ過ぎはご法度。一度に汚れを取ろうとせず、繰り返し舌クリーナーをあててください。また、嘔吐反射が出ないよう、舌を思い切り出してもらいましょう。
(00:45~00:55)

舌クリーナーを洗う
舌クリーナーをそのまま放置しておくと、細菌の温床になってしまいます。使った後は歯ブラシと同じように洗いましょう。
(00:56~01:02)
舌クリーナーの選び方

ブラシ状の舌クリーナー
先がブラシ状になっているものは扱いやすく、初心者の方におすすめ。歯ブラシよりもやわらかい毛が使われているので安心ですよ。
(01:07~01:18)

スポンジ状の舌クリーナー
先端がスポンジ状の舌クリーナーは、ナイロンの毛がたわしのように編み込まれているのが特徴。細かなナイロンの毛が汚れをやさしく絡め取ってくれますよ。
(01:18~01:23)
舌クリーナーをやさしく動かす
