ヌルヌルがとれるまで磨きましょう
入れ歯にはさまざまな形や材質のものがありますが、すべてに共通するのが「汚れが溜まりやすい」ということ。歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間はもちろん、入れ歯と自分の歯や歯ぐきの間にも汚れは入り込んでいきます。ブラッシングで取り除いてあげましょう。また、溜まるのは目に見える汚れだけではありません。入れ歯には、使用しているうちに細かい傷がついてしまうもので、そこに細菌が溜まってしまうのです。定期的に、入れ歯洗浄剤で除菌し、日常的にはブラッシングでの汚れ取りを行うことをおすすめします。
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用意するもの
義歯用ブラシ
入れ歯ケアの注意点

細かい溝に汚れが溜まる
入れ歯には、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間に細かな溝があり、汚れが溜まりやすくなっています。また、部分入れ歯には、入れ歯と周りの歯を固定する「クラスプ」と呼ばれる留め具があります。ここにも汚れが溜まっているので要注意です。
(00:17~00:20)

裏面にも汚れが溜まる
入れ歯と歯ぐきの間にも、汚れはしっかり溜まっています。触ってみてヌルヌルとしていたら、それは細菌が「バイオフィルム」と呼ばれる膜をつくっているということ。ついつい見落としがちなので、気をつけてくださいね。
(00:21~00:24)

持ち方に気をつける
入れ歯を扱う持つときは、片側だけを持つようにしてください。両手で掴むように持ってしまうと、変形する恐れがあるためです。また、入れ歯には無数の細菌が付着しているため、必ず使い捨て手袋を着けた状態で触れるようにしましょう。
(00:25~00:37)
入れ歯の汚れを取り除く

表面を清掃する
上で説明した、“汚れが溜まりやすい細かな溝”や、“噛み合わせの面”をブラッシングしていきます。この作業は、流水の下で行うようにしてください。細かな粒子が入れ歯を傷つけてしまうので、歯みがき粉の使用は厳禁ですよ。
(00:38~00:56)

裏面を清掃する
入れ歯の裏面には、思った以上に汚れが溜まっています。入れ歯のサイズが合っていない可能性に注意しましょう。流水の下で、ヌルヌルしたものがとれるまでブラッシングしてくださいね。
(00:57~01:10)

水に浸ける
磨いた後は、入れ歯全体が浸かる量の水に浸します。入れ歯洗浄剤は種類によって使い方が異なるので、事前に説明書の確認を。また、就寝前など、入れ歯を外しておくときも水に浸けて保管するようにしてください。
(01:13~01:21)
裏面もしっかり磨く
