【動画】床からの立ち上がり介助は”足の開き”がカギ

足を踏ん張りやすい体勢に介助で導くと、楽に立ち上がれます。

高齢になり、足腰が弱くなっても“寝るときは布団で“という方は少なくありません。ベッドのように高さを調節することができない分、立ち上がるための介助は大変になりがち。今回は、後ろから行う立ち上がり介助の方法をご紹介します。ポイントは足を前後に開くこと、それから、介助者の手首を手前に引くこと。あくまで介助は自然な立ち上がりを補助するものだと意識すると、お互いより楽な動きができますよ。

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更新

立ち上がる前の準備

足を開くイメージ

いきなり立ち上がらせるのではなく、まずは体育座りになってもらいましょう。このとき、左右どちらかの足を一歩前に出してもらうのがポイントです。
(00:07〜00:17)

腕を差し込む様子

両腕は胸の前で組んでもらいます。介助者は後ろから腕を差し込み、被介助者の腕を掴みましょう。力を入れすぎるとアザになるので気を付けてくださいね。
(00:18〜00:28)

前かがみの姿勢で立ち上がる

前かがみになる様子

介助者が身体を引き上げるのではなく、被介助者が立ち上がりやすい姿勢へと導きましょう。介助者の手首を手前に曲げるようにすると、被介助者の姿勢は前かがみに。そうすると、お尻が自然に床から浮いてきます。
(00:29〜00:42)

押し出すように介助する様子

お尻が浮いてきたら、後ろから押し出すように介助しましょう。このとき、介助者もしっかり足を開くのがポイント。離れるときは、立位が安定していることを必ず確認してくださいね。
(00:43〜00:50)

ポイント

前かがみの姿勢になると、自分の足で踏ん張りやすくなる

猫キャラクター

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