三角巻きにすることで、尿漏れを防止!
男性を介助したとき、パッドがずれて尿が漏れてしまったことはありませんか?そうなると衣服を替える必要が生じるだけでなく、ご本人に精神的なショックを与えてしまいます。今回は、尿漏れを防止するために男性器をパッドで包む介助方法をご紹介します。パッドを斜めに折って男性器を包み込むので“三角巻き”とも呼ばれているこの方法、ポイントは、底辺を折り返してパッドを尿道口に密着させること。とてもデリケートな部分を扱う介助方法なので、相手の気持ちに配慮しながら介助したいですね。
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パッドをおむつにセッティングする

おむつもパッドも、ギャザーを立てて使います。おむつのギャザーに収まるようにパッドをセッティングしましょう。はみ出たパッドから尿が漏れるのを防いでくれます。
(00:07〜00:22)
おむつを敷いていく

横向きになってもらったらおむつを広げます。おむつの端はウエスト、パッドはお尻の割れ目が隠れるところが適切な位置です。
(00:33〜00:54)

奥側の端を身体の下に敷き込んでいきましょう。あまり敷き込みすぎると左右非対称になってしまうので気を付けてくださいね。
(00:57〜01:01)

仰向けに戻ってから、介助者の方に身体を少し傾けてもらいます。おむつを引き出せたら再び仰向けに。足を開いてもらうと介助が楽になりますよ。
(01:02〜01:16)
三角巻きをする

おむつにセッティングしたものとは別に、新しいパッドを用意します。このときも、パッドのギャザーはしっかり立てておきましょう。
(01:17〜01:25)

パッドはその中心に男性器がくるようにあててください。まず、中心から片側を斜めに折ります。次に、底辺をまっすぐ折り、もう片方を斜めに折ります。尿道口にパッドをあてるために、底辺を折ることも忘れないでくださいね。
(01:26〜01:37)
おむつをあてる

パッドを谷折りにして、“三角巻き”ごと包みます。ギャザーは太ももの付け根に添うように。左右に振って片側ずつあてていくときれいにできますよ。
(01:47〜01:54)

おむつも同様にしてあてていきます。谷折りにすること、太ももの付け根にギャザーを添わせることの2点を忘れずに。ただし、キツくしすぎると皮膚を痛めるので注意してくださいね。
(01:54〜02:01)

テープは下からとめましょう。下のテープは斜め上に、上のテープは平行もしくは斜め下に向かってとめてください。
(02:06〜02:25)
着心地も確認を

しめつけすぎや、違和感がないか、必ず確認してください。最後は楽な姿勢に戻ってもらいましょう。
(02:26〜02:35)
三角巻きは忘れずに底辺を折る
