寝たまま楽に髪を洗うためのポイントは、ベッド上の頭の位置
入浴には、汚れを落とすだけでなく気分をリフレッシュさせる効果もあります。しかし、とても体力を使うため、体調によっては入らないほうが良い場合も。そんなとき、ケリーパッドを使えばベッドに寝たまま洗髪することができます。ポイントは、ベッドの端に頭がくるようにすること。ケリーパッドの先端を排水用バケツに垂らせば簡易シャンプー台に。お湯の温度をしっかり確認し、熱すぎずぬるすぎない温度を保ちましょう。
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用意するもの
ケリーパッド、排水用バケツ、バスタオル、フェイスタオル、防水シート、お湯、手桶、フタに穴を開けたペットボトル、シャンプー、ブラシ
被介助者に負担がかからないように洗髪の準備

ベッドが濡れないように防水シートとバスタオルを身体の下に敷いておきましょう。また、ケリーパッドを敷きやすいように被介助者の身体を斜めにし、頭がベッドの端にくるようにします。腰が痛い方を洗髪する場合は、膝下にクッションを入れてください。
(00:28~00:33)

被介助者の頭の下にケリーパッドを敷きます。タオルの丸まった部分がクッションになるようにあてましょう。
(00:33~00:36)
ベッドを濡らさないためのひと工夫

ケリーパッドの先端は排水用バケツに垂らします。洗濯ばさみなどを使って固定させましょう。
(00:36~00:44)

首元にフェイスタオルを巻きます。タオルを半分に細く折っておくと広げやすくなりますよ。このとき、タオルがケリーパッドの中に入らないように気を付けてくださいね。
(00:46~01:00)
お湯をかけるときは、フタに穴を開けたペットボトルを使おう

お湯をかける前にブラッシングします。そうすることで、汚れが浮いて落ちやすくなりますよ。
(01:02~01:07)

目や耳に入らないよう、慎重にお湯をかけましょう。蓋に穴の開いたペットボトルを用意できると、後頭部や襟足にもかけやすいですよ。
(01:09~01:25)
お湯やシャンプーが目や耳に入らないように注意!

シャンプーはあらかじめ泡立てておきます。痒いところがないか確認しながら洗いましょう。コツは、指先ではなく“腹の部分”を使うことです。
(01:26~01:42)

シャンプーを流すときも目や耳にお湯が入らないよう、慎重にかけましょう。すすぎ残しは痒みや炎症のもとになるので、しっかりとすすいでくださいね。
(01:44~01:54)

しっかりとタオルドライをした後にドライヤーをかけます。根本から風を当てると早く乾きますよ。耳の後ろや襟足も忘れずに乾かしてくださいね。
(02:06~02:17)
ケリーパッドを使うときは頭をベッドの端に寄せる
