【動画】爪切り介護を安全に行う手順

巻き爪を予防するために“スクエアオフ”を意識して

加齢により細かい作業が難しくなることや認知症の影響を受け、自分で爪を切れなくなる方も少なくはありません。一方で、爪に異常がない場合は介護職員も爪切りを行えるようになりましたね。高齢者だからこそ注意すべきポイントは必ず押さえておきたいところ。巻き爪を予防するためには“スクエアオフ”という形になるように必ずまっすぐに切りましょう。今回は“クリッパー型”と呼ばれる、最も一般的な爪切りを使った方法をご紹介します。

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更新

自分の爪を切るような姿勢で!

介護職員が切っても良い高齢者の爪の状態を説明するイメージ

介護職が切っても良い爪は、次のような状態です。①爪そのものに異常がない②爪の周囲に化膿や炎症がない専門的な管理が必要ない
このような状態から逸脱する場合は、医療職に任せましょう。
(00:13~00:23)

被介助者の横に座って爪を切る

介助者は被介助者の正面ではなく隣に座ってください。実際に爪を切る際は、自分の爪を切るような体勢で行います。
(00:24~00:27)

爪がまっすぐになるように切る!

安全に爪を切るためには指先の肉を引っ張るのがコツ

薬の副作用によって、小さな怪我でも血が止まらない方もいます。細心の注意を払いましょう。爪切りをあてる際は誤って切ってしまわないよう、指先の肉を引っ張ります。
(00:28~00:31)

爪がまっすぐになるように切る

爪に対して、刃を斜め45度から60度の角度であてます。またこのとき、爪の付け根と並行になるようにしてください。深爪にならないよう気を付けながら、まっすぐ切りましょう。
(00:32~00:37)

巻き爪を予防するための“スクエアオフ”

やすりを使って爪をスクエアオフの形に整える

角はそのままやすりで整えます。丸く切らないのは、巻き爪を防ぐため。この爪の形を“スクエアオフ”といいます。一方向にやすりをかけることがきれいに整えるコツです。
(00:40~00:54)

ポイント

爪は“スクエアオフ”になるようにまっすぐ切る

猫キャラクター

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