【動画】スライディングシートの使い方を学んで水平移動の負担を軽減

安全に使うため、スライディングシートの位置と向きに注意!

ベッドに横になっている人を枕元へ移動させるのは重たくてなかなか大変ですよね。そんな時、「スライディングシート」という福祉用具を使うと、介助者の負担を軽減することができます。素材がつるつるしているため、身体の下に敷くことでベッドとの摩擦が小さくなり、少しの力で移動させることができるのです。ただ、敷く方向や位置を間違えると、その滑りやすさから事故につながるおそれがあるので、正しい使い方を知っておきたいですね。

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更新

スライディングシートを敷く前の準備

スライディングシートのイメージ

スライディングシートは表面がつるつるした布で、ベッドとの摩擦を減らす効果があります。今回は円筒状のものを使っていますが、一枚布のタイプもあります。介護保険を使ってレンタルすることもできますよ。
(00:07〜00:11)

接地面積を減らすイメージ

身体の向きを変えたり移動したりする際には、身体がベッドに接する面積をできるだけ小さくしましょう。面積が減った分だけ摩擦も減るので、介助に必要な力も小さくなります。
(00:11〜00:18)

スライディングシートを敷いていく

進行方向に回転しているイメージ

まず、横向きになってもらいます。仰向けになった時、体重がかかっている肩とお尻がスライディングシートの上に乗るようにセッティングしましょう。シートの向きは、移動させたい方向に回転するようにしてください
(00:21〜00:40)

スライディングシートを折るイメージ

スライディングシートを手前に向かって半分に折ります。次に、折った部分のもう半分を奥側に折り返してください。このように折っておくことで、身体の下から引き出す動作が楽になりますよ。
(00:41〜00:49)

スライディングシートを引き出すイメージ

身体の向きを仰向けに戻したら、今度は介助者のほうを向いてもらいます。すると、先ほどの折り返し部分が出てくるはずです。きれいにスライディングシートを広げたら、また仰向けになってもらいましょう。
(00:51〜01:09)

スライディングシートを使って上方移動する

上方に移動するイメージ

介助者もベッドの上に乗り、上方に向かってゆっくりと身体を押します。勢いをつけたり、頭をぶつけないように注意してください。足の力がある方には、ご自分で膝を伸ばしてもらうと良いでしょう。
(01:11〜01:17)

スライディングシートを抜くイメージ

スライディングシートを足元に向かって引きます。下に重なっているほうを引っ張ると簡単ですよ。膝のあたりまで引けば、横から引き抜くことができます。
(01:21〜01:27)

ポイント

スライディングシートは、敷く方向と位置が重要!

猫キャラクター

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